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やる気スイッチはどこにある?(その2)

見通しがもてると動ける

大人でも子どもでも、見通しがもてると動きやすくなります。
初めて行く職場では何をしたらいいのかわからなかった経験が誰にもあると思います。

子どもたちも全く同じです。
もしかしたら大人より経験がない分、子どもたちの方が見通しがもてないことに対してもっと不安を感じるかもしれません。

先日のマラソン大会の話しで考えると、「1日2km走る」ことができれば「本番は20位になれるだろう」という予想ができるのも、すでに何度かマラソン大会を経験しているからであり、初めてではできません。

目標を達成するための見通しをもてるようになるには、経験が必要になります。

目標を達成するための見通しをもてるために

目標をもてるための見通しをもつ(言葉が長いので、ここから自己効力感という言葉に戻していきます。)には、経験が必要だといういうことを上で述べました。
では、どのように経験していけばいいのでしょうか。アルバート・バンデューラさんによれば、次の4つのことが自己効力感につながると言っています。

1.制御体験
2.代理体験
3.言語的説得
4.生理的情緒的状態